「このLINE怪しいかも?」と感じた時のチェックリスト
上京したばかりの時期は、知らない土地での生活に慣れるだけでも大変です。
その中で届くLINEは、連絡手段として近すぎるぶん、メールよりも警戒がゆるみやすいことがあります。
でも実際には、警察庁はSNSやDMから接触してLINEへ誘導する投資詐欺に注意を呼びかけていて、
LINE公式も、緊急性をあおって偽ページへ誘導する手口や、友だちのなりすましに注意するよう案内しています。
大切なのは、相手が誰に見えるかより、そのLINEが自分に何をさせようとしているかを見ることです。
この記事では、「このLINE怪しいかも?」と感じた時に、そのまま確認できるチェックリストとして整理します。
1)まず最初に見るのは「急がせてくるか」
怪しいLINEでかなり多いのが、急がせる文面です。「24時間以内に確認してください」「今すぐ対応しないと停止します」「今日中に手続きが必要です」こうした言い方は、落ち着いて考える時間を奪うために使われやすいです。LINE公式も、「24時間以内に確認が必要」などと緊急性をあおって偽ページへ誘導する手口を案内しています。
- 今すぐ
- 本日中
- 停止
- 凍結
- 最終確認
- 緊急
ポイント:こうした言葉が並んでいたら、内容を信じる前に一度止まることが大切です。
2)リンクやQRコードに誘導してこないか
次に確認したいのは、外部のリンクやQRコードです。怪しいLINEは、文面そのものより、どこかを押させることが目的のことが多いです。LINEのガイドでも、なりすましは怪しいURLやQRコードへ誘導し、認証情報などを入力させようとすると案内されています。
- よく分からないURLがある
- 短縮URLになっている
- QRコードを読み取るよう言われる
- タップして確認とだけ書かれている
ポイント:このどれかがあるなら、押す前に公式アプリや公式サイトから自分で確認するほうが安全です。
3)個人情報や認証番号を求めていないか
怪しいLINEで特に危ないのが、情報を出させる流れです。電話番号、メールアドレス、パスワード、認証番号、本人確認書類、こうしたものを送らせようとする時点でかなり警戒していいです。LINE公式は、再認証や安全確認を口実に登録情報や認証番号、本人確認書類を入力、送信させようとする手口を案内しています。
- 認証コードを送って
- 本人確認が必要
- 身分証をアップして
- ログインし直して
- 電話番号を教えて
ポイント:こうした文面が来たら、その場で返さないことが大切です。
4)相手との関係に違和感がないか
友だちから来たLINEでも安心しきらないほうがいい時があります。LINEのガイドでも、友だちのなりすましでは、実際の関係と不釣り合いな接し方や、日本語のおかしさ、個人情報を聞いてくる流れが特徴として挙げられています。
- 普段そんな話し方をしない
- 急に敬語すぎる、または馴れ馴れしすぎる
- 日本語が少し不自然
- 急にお金やURLの話になる
- 久しぶりなのに用件が重い
ポイント:この違和感はかなり大事です。相手の名前より、いつものやり取りと比べておかしくないかを見ると気づきやすくなります。
5)お金の話が急に出てこないか
警察庁は、SNSやDMで接触したあとLINEに誘導し、投資話を持ちかけて送金させる手口に注意を呼びかけています。また、金融庁や警察庁が注意喚起している詐欺では、出金や利益受取のためにさらに送金を求めるケースもあります。
- 少額から始められる
- すぐ利益が出る
- 代理で振り込んで
- 後で返す
- 出金に手数料が必要
- 投資グループに入って
ポイント:LINEでお金の話が出た時は、親しい相手でも一度外で確認したほうが安全です。
6)別の場所へ移そうとしていないか
怪しいLINEは、最初のトーク画面から別の場所へ誘導することがあります。たとえば、別アプリ、別グループ、別サイト、別の担当者とのやり取りです。警察庁は、DMからLINEへ誘導する流れ自体を典型例として示していて、LINEグループ作成を使った詐欺事例を紹介しています。
- このグループに入って
- 担当者はこちら
- 別アプリで連絡して
- こちらのサポート窓口へ
- 画像の手順通りに進めて
ポイント:話す場所を変えようとする時は、相手が見えにくい場所で主導権を取りたがっている可能性があります。
7)迷った時のチェックリスト
届いたLINEに対しては、次の順番で見ればかなり整理しやすいです。
- 急かしていないか
- リンクやQRがないか
- 認証番号や個人情報を求めていないか
- いつもの相手らしい文面か
- 急にお金の話になっていないか
- 別サイトや別グループへ移そうとしていないか
ポイント:ひとつでも強い違和感があれば、その場で反応しないことが大切です。不安がある時は、別の連絡手段で本人確認をする、家族や信頼できる人に見せる、契約や消費者トラブルなら188に相談する、という動きが安心につながります。
そのまま使えるチェックリスト
- 「今すぐ」「本日中」「停止」「凍結」などの言葉があったら一度止まる
- よく分からないURLや短縮URLは押さない
- QRコードを読み取るよう言われても応じない
- 認証コードや本人確認書類を求められても送らない
- 普段と違う話し方や日本語のおかしさに注意する
- 急にお金の話が出たら外で確認する
- 投資グループへの誘いは断る
- 別アプリや別グループへの誘導に応じない
- 違和感があればその場で反応しない
- 別の連絡手段で本人確認をする
- 困ったら消費者ホットライン188に相談する
最後に:すぐ返信するより、まず止まる
怪しいLINEは、見た目が派手だから怪しいとは限りません。
むしろ、急がせたり、押させたり、出させたり、移させます。この4つのどれかが入っている時に注意したほうがいいです。
「このLINE怪しいかも?」と感じた時は、その感覚を後回しにしないでください。
すぐ返信するより、まず止まること。それだけでも、かなり自分を守りやすくなります。